
図書館も好きですが、本屋さんも好きです。
図書館とは違う、新書の表紙がこっちをみて!と言っているようにずらりと並ぶ。
新たな発見があり、あれもこれも読みたい!
となってしまいます。
大きな書店もいいですが、
コンパクトにまとめられた小さな書店もまた、心が落ち着くものです。
3千円の使い方で人生がきまる
もし、あなたの前に3千円あったらどうしますか?
3千円で本当に人生が決まるのでしょうか?
この小説は、ある家庭の4人の女性たちのお金にまつわる物語。
育ってきた時代背景も違えば、お金の価値観も異なる4人。
さまざまな角度からお金について考えさせられる、
【お金の使い方】がぎゅっと凝縮された連続短編小説です。
8×12の魔法
就職をして、憧れの一人暮らし。
慣れない仕事でヘトヘトにながらも一生懸命働き、自分のお給料で生活をする。
そんな中、自分の夢を見つけた美帆。
その夢を叶えるためには資金が必要。通帳の残金を見ると三十万円。
どうにかして、貯蓄を増やしたい。でもどうやって?
そこで出会ったこの8×12の魔法。
(8×12)+2+2=100
なんの計算式か解りますか?
答えは、年間に百万円を貯める方法です。
月8万円を12ヶ月、ボーナスで2万円を2回。
これで百万円が貯まりますという訳。
1日百円貯めてみよう
美帆の姉、真帆のことば。
それを聞いて、妹の真帆は貯金するための貯金箱を百円均一買いに行くという。
姉の美帆は、その百円を貯金しなさいと妹にお菓子が入っていた缶を渡す。
1日百円なんてちょっとバカにされた気分になった美帆だったが、
毎日のカフェでのむフラペチーノの値段は?
水筒を持っていったら?
と、日常を振り返ることで、気づいていない出費が大きいことに気付く。
継続できるかどうかが貯金ができるかの分かれ道
お金の本やSNSには、月○万円貯めました!とか、
節約○万円など、ちょっと驚くような数字を見ることがよくあります。
でも、頑張りすぎる節約は長続きしないどころか、
もういいや!と投げやりになってストレス発散に大きな買い物をしてしまうことも。
さらには家計管理自体、無意味なものに思えて辞める可能性も。
大切なのは、満足度を保ったまま貯金額を増やしていくこと。
高収入な人や株のトレードができる人、
不動産を持っていて所得がある訳ではないごく普通の私は、
短期間で資産を増やすことなんて無理です。
地道にコツコツと、何十年も。
他人からみれば、たった3千円かもしれません。
でもその3千円で人生が変わる。
あなたも8×12の魔法にかかってみませんか?
▶︎本当におすすめ!ぜひ読んでみてください。
▶︎応援ありがとうございます!