みなさんは職場や学校、家庭での生活の中で、
- どうしてこんなに疲れやすいんだろう
- 相手から言われた一言にすご〜く傷づく
- 家に帰ってからも私の言い方が悪かったかな・・・などずっと考える
- あの人が機嫌が悪いのは、私の仕事が遅いからかな
- 私ってメンタルが弱いのかな
こんな経験はありませんか?
もしかすると、あなたは「HSP」の気質をもっているかもしれません。
この記事では、
- HSPさんとは何か
- HSPに関する本を読んで
- 本の紹介
を紹介します。
【こんな人に読んで欲しい!】
- よく、周りの人から「考えすぎだよ」と言われる人
- 人と同じことをしたはずのに、ぐったりと疲れることが多い人
- 周りの環境や人の機嫌に、振り回されやすいと感じる人
この記事を読めば、【HSPとは何か】について知る事が出来ます。

HSPとは?
HSPとは、アメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が提唱した
Highly Sensitive Person(繊細すぎる人)の頭文字をとったものです。
アーロン博士によると、繊細である人と繊細でない人では、
脳の神経システムに違いがあるといいます。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質です。
つまり生まれ持った性質なのです。
この気質を持つ人は、全人口の15〜20%、5人に1人がHSPと考えられています。
HSPとの出会い
HSP(繊細さん)という言葉はなんとなく聞いた事がありました。
でも、当時は
メンタルが弱いって事よね。よく言われてるし、心理学系の本は結構読んだけど、ピンと来なかったんだよね〜。
って程度の認識でした。
ふと「HSP」という言葉を思い出し、本を購入。
本には、
こんなあなたは「繊細さん」
「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」
「人と長時間一緒にいると、疲れてしまう」
「繊細さん」の本 / 武田 友紀 HSP専門カウンセラー より抜粋
「小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる」
そうそう。まさにそれ。でも、これって誰でもそうなんじゃないの?
▶︎繊細さんは、相手の感情やその場の雰囲気はもちろん、光や音まで、周りの人が気づかない小さな変化を感じ取っているのです。
▶︎エレイン・アーロン博士が行った調査により、「生まれつき繊細な人」は5人に1人の割合で存在することがわかってきました。
▶︎アーロン博士によると、繊細な人と繊細でない人では、脳の神経システムに違いがある。
「繊細さん」の本 / 武田 友紀 HSP専門カウンセラー より抜粋
今までは、自分のことをメンタルが弱いと思っていて、
え、性格じゃないの?脳の神経システムが違うっていう事は、努力じゃ変えられないよね。
- 自分を変えるためにはどうすればいいか
- 仕事をより完璧にするには何が必要か
- こんな自分のままじゃ家事、育児、仕事の両立なんて出来ない
と“自分を変えること”ばかりに目が向いていました。
HSPとは、気質である
HSP(Highly Sensitive Person)とは、気質(生まれ持った性質)であり、
努力や訓練では変えることが出来ない。
と知りました。
世代なのか、性格なのか「努力」でなんでも解決できると思っていたタイプなので、
目から鱗でした・・・。
だから、辛いことや嫌なことが重なると、
出来ない自分やストレスが溜まって体調が悪くなる。
自分はダメなんだと涙が止まらず、引きこもりたくなる。
自分に対して、自分を否定的に捉えてばかりの毎日。
最近よく耳にする自己肯定感も低めで、
どうすれば自己肯定感が高くなるか本を読んでも解決しませんでした。
しかし、この本を読んだ時に
HSPとは “気質である” という言葉が
ストンと言葉として身体に入ってきた不思議な感覚があったのを覚えています。
言葉が心に届き、今までのもやもやが小さくなっていく実感を得ることが出来ました。
そして、堂々と自分らしく生きていきたい!と希望が見えてきました。
「繊細さん」の本/ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ を読んでの感想

- 「繊細さん」の本
- ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。
①「繊細さん」の本
著者:HSP専門カウンセラー武田 友紀
HSPを「繊細さん」と呼び、
実体験や相談者からの相談を元にHSPについて説明されています。
また、「繊細さん」が生きやすくなるための技術・ワザも数多く書かれているので、
ただHSPを知るだけでなく実践できる解決法を知ることが出来ます。
②ささいなことでもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。
著者:エレイン・アーロン 訳:冨田 香里
2000年に発行された本で、337ページに及ぶ本ですが、
より詳しくHSPを知りたいと思った方は是非読んでみて下さい。
この本が出版されたのが2018年。
約20年近くも前からアメリカではこの言葉が浸透していたと知って驚きました。
もっともっとこの言葉が浸透して、
HSPさんが自分らしく生きれる技術やワザを取り入れて欲しいと思います。
そして、私もこれからどんどん技術やワザを取り入れて、
その方法や結果をみなさんにお伝えし、
1つでも手助けになるようなブログを書いていきたいと思います。
センシティブという言葉は「敏感」と訳しましたが、「繊細」とか「感受性の強い」「感じやすい」などの意味があります。
この言葉は、精神的なことだけでなく、体質的なことにも使われます。
センシティブ・スキンというと「敏感肌」のこと。
(中略)同じ刺激を受けても、他の人より強く反応してしまう。ちょっとしたことにも動揺してしまう。
「神経質」「臆病」「引っ込み思案」「泣き虫」などのレッテルを貼られがちなあなたがこの本の読者です。
ささいなことですぐに「動揺」してしまうあなたへ。エレイン・アーロン[作]/冨田 香里[訳]
HSPさんは敏感な心を持つ人。
刺激に敏感なのは、悪いことばかりじゃありません。
相手の気持ちを汲み取ったり、先回りして行動出来たり、
小さな変化に気づいて幸せに感じたり、
HSPさんならではの特性を活かすことも大切だと知りました。

読んで頂き、ありがとうございました。
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